何か怒りの感情を覚えたとき、ふと読みたくなるのが「だからお前は落ちるんだ、やれ!」という本です。
この本を初めて読んだのは、高校生の頃です。当時の私は、勉強はそれほど得意ではないけれど勉強法の本を読み漁ることが大好きでした。そんな中でこの本を書店で見かけ、表紙のインパクトの強さに思わず手に取りました。

著者は、大学受験予備校で古文の講師をされていた吉野先生です。本書は、吉野先生のこれまでの経験に基づき、大学受験生に向けて伝えたいことが書かれています。
とても情熱的な内容で、ことあるごとに「なめんなよ」という言葉が出てきます。

高校生だった私は、この本を手元に置いてよく読んでいました。今思えば、怒りの感情がわいたときに、その気持ちを昇華させる言葉を本の中から探していたように思います。

先日、ふと押し入れからこの本をひっぱりだしました。
久々に読んで、心に刺さったのが『「許せない」という感覚は、最終的に自分に向けられて、はじめて自分を動かすパワーになるんじゃないか。』という言葉です。
「許せない」という感情は、そのままだとただの不満になってしまうけれど、自分に向ければ行動を起こすパワーになる、という考え方がとても心に響きました。

怒りの感情を覚えたときには、それをパワーに変えて行動し続けたいと思います。