2025年確定申告レポート(個人事業主向け)
令和6年分の確定申告は、3月17日(月)が提出期限です。
私は3月1日(土)に確定申告を終え、ちょっと一息ついているところです。
確定申告は、慣れていないと作業全体の流れが分かりにくいと感じるので、自分の体験を振り返りながら作業の流れをまとめてみました。
個人的な感想を交えているので、参考としてご覧いただければと思います。
以前記事で紹介させていただいた「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」という本は、確定申告を始める前に読むと全体の流れがイメージしやすくなるのでおすすめです。
マネーフォワードの登録、ログイン
青色で確定申告をする際は、会計ソフトを使用すると便利です。
私は、マネーフォワードクラウドを昨年から利用しています。
上記の本でおすすめされていて、初めは無料トライアルで使用してみました。
メニュー画面が分かりやすく、操作をしたいと思うページにすぐたどり着けるので、心地よく作業が進められます。

マネーフォワードクラウドには、パーソナルミニ、パーソナル、パーソナルプラスという3つのプランがあります。
パーソナルミニとパーソナルの大きな違いは、消費税申告ができるかどうかだと思います。
私は事業規模が小さいので、そこまで必要ないと思い、パーソナルミニを選びました。

料金は月額払い、年額払いのどちらかを選びます。定期的に記帳する場合は年額がお得だと思いますが、まとめて記帳する場合は月額でいいのかなと思います。
私は数日で作業を終えられるだろうと思い、月額払いを選びました。
昨年確定申告を終えた後に、一旦パーソナルミニを解約して無料会員に変更しました。無料会員に変更しても登録したデータは残っているので、前年の残高を繰り越して記帳することができます。
参考:Q. 「マネーフォワード クラウド」の有料プランを解約すると、登録したデータは閲覧できなくなりますか?
無料トライアルをした後にそのまま有料プランを契約する場合も、無料期間に登録したデータをそのまま引き継げるので、気軽にお試しできます。
参考:Q. 無料トライアル期間中に登録したデータは消えますか?
やることリストに沿って進める
プランを選んで登録したら、スマートフォンアプリもインストールしておくと便利です。
アプリの下部のタブを「確定申告」に切り替えると、やることリストが表示されるので、これに沿って作業を進めていきます。

1.経費・売上の登録
経費・売上に関しては、主に下記の登録方法があります。
- インターネットバンキングやクレジットカードなどとデータ連携をして入力する
- ファイル(CSVやEXCELなど)に入力した仕訳データを取り込む
- 振替伝票の様式で仕訳を1件ずつ入力する
- EXCELのような表形式で仕訳を1件ずつ入力する
登録方法の手順は、マネーフォワード クラウド会計使い方ガイド「仕訳を入力する」で確認できます。
自分で経費や売上を入力していると、不明点が出てくることもあるかと思います。その場合は、税理士の相談会を利用すると、専門的なアドバイスをもらうことができます。
税理士会では、税理士記念日(2月23日)を中心に、無料税務相談会を実施しているそうです。
参考:日本税理士連合会「税理士会の相談会」
ちょっとした疑問をいつでも気軽に相談したい場合、税理士ドットコムの「みんなの税務相談」という無料のQ&Aサービスがあります。
私は、何度か相談したことがあるのですが、ほぼ翌日までに回答をいただけるので、その都度疑問を解消できます。
2.青色申告決算書の編集
「青色申告決算書の編集」は、支払った給与や報酬、不動産所得の収入等を入力するページです。私は、該当する項目がなかったので、入力しませんでした。
参考:「青色決算書の編集」の使い方
3.申告書の作成
「申告書作成」は、給与や控除等を入力するページです。
私は、事業所得の他に会社から給与を受け取っているため、「給与」の項目で、会社からもらった源泉徴収票に記載されている内容を入力しました。

控除等は、マイナポータル連携機能を利用して入力しました。

マイナポータル連携機能を利用するためには、マイナポータルで以下の事前準備を行う必要があります。
事前準備では、マイナポータルと証明書を発行する企業を連携させます。

事前準備を行った後に、マイナポータルとマネーフォワードクラウドを連携させて、マイナポータルから証明書等のデータを取得します。
マイナポータルから取得できる証明書等のデータは下記の通りです。
- 生命保険料控除証明書
- 医療費通知情報
- 社会保険料控除証明書(国民年金保険料など)※
- 特定口座年間取引報告書
※国民年金保険料の控除証明書について、私は2024年12月31日に納付した分が反映されていなかったため(2024年1月1日から2024年9月30日までの納付分のみが反映)、ねんきんネットで再交付申請を行いました。
WEBで申請して5日後に電子証明書が送付されたので、再交付する場合は余裕を持った方がよさそうです。
参考:日本年金機構「ねんきんネット」による通知書再交付申請
4.提出に関する設定
「提出に関する設定」では、確定申告の提出方法を3種類の中から選んで設定します。

私は、e-Taxで電子申告をしましたが、「e-Taxソフト(Web版)」を使用するために「事前準備セットアップ」と「拡張機能の追加」をする必要があり、それが結構手間だと感じました。
参考:e-Tax「事前準備セットアップ」
「スマホアプリで提出(電子申告)」を選択すれば、e-Taxソフトを利用することなく、マネーフォワードクラウド内で申告することができます。
パスワードを入力後、マイナンバーカードをかざすだけなので、サクッと申告を終えられます。

「スマホアプリで提出(電子申告)」や「e-Taxで電子申告」を利用するためには、16桁の利用者識別番号が必要になります。
利用者識別番号は、e-Taxにログインして確認することができます。
参考:マイナポータル「Q. 電子申告に必要な利用者識別番号の登録方法を教えてください。」
マイナポータルとe-Taxを連携させておくと、マイナポータルのページからe-Taxに自動でログインできて便利です。
マイナポータルとe-Taxを連携する方法は、以前のブログで手順をまとめています。
5.申告書の提出
「申告書の提出」ページでは、入力した情報の確認や申告内容の修正を行うことができます。
e-Taxで電子申告をする場合は、このページからe-Taxのソフトにアップロードするファイルをダウンロードします。

確定申告を終えたら
確定申告が正常に送付されたかどうかは、e-Taxのメッセージボックスに送られてくる「受信通知」により確認ができます。
